臨床ケース

女性特有の症状

産後の恥骨痛

|30代|女性|主婦|

2ヶ月前に出産し、恥骨の痛みや腰痛が出始めた。

出産当日は、どんな体勢で寝ても痛かったので、直後よりは徐々に軽減しているものの、仰向けで寝ると辛くなったり、起き上がるときや動き始めにズキッと痛みが出る。

陣痛が3日間くらい続き、赤ちゃんの頭が多きくて難産だった。
出産後すぐには歩くことができず、入院中は歩行器を使用し、ガニ股だった。

可動域(動きの検査)では、体を反らす動き、股関節を動かすと恥骨の痛みが再現されました。

出産のために広がった骨盤が正常に戻っていないことにより、骨盤の働きに問題が生じたまま(いわゆる骨盤の開き、骨盤の歪み)になっているため、恥骨に痛みが生じたと考えられました。

神経が正常に働けるように背骨や骨盤の矯正、そして恥骨自体の矯正を行いました。
初回で痛みは無くなり、育児中の身体の使い方などのアドバイスを行いました。

抱っこが長くなると少し痛みが出てくるなど繰り返されていましたが、6回目以降それらも消失しました。
(No.46)

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担当カイロプラクター

HANDS-ONカイロプラクティック 院長
宮本哲治

日本で数少ないWHO基準を満たす正規のカイロプラクター。
腰痛、肩こり、頭痛など何処に行っても良くならない痛みやしびれを自然治癒力を高めて改善に導いている。
また、プロスポーツ選手などの症状改善やパフォーマンス向上のための施術を行う。