臨床ケース

女性特有の症状

産後の腰痛

|20代|女性|主婦|

出産して1ヶ月くらいから、骨盤が開いているような感じがして、特に座っていると違和感があった。

その後、だんだんと腰が痛くなり始め、立って赤ちゃんを抱っこしているときに特に痛みを感じる。

妊娠中はそれほど、腰痛は気になっていなかった。

赤ちゃんの夜泣きで、睡眠不足を感じている。
現在、産後3ヶ月。産後の骨盤矯正が良いと話を聞いたので、ぜひやってもらいたい。

この患者さんの場合、産後ということで、出産時の骨盤や身体にかかった負担によっての骨盤の歪みや、育児を行っている際の体勢や姿勢が悪いために生じたと考えられました。

そのため、緊張している筋肉の緩和や腰部に可動性をつける施術や骨盤矯正などを行い、産後には特に重要となる、育児を行う体勢や授乳中の姿勢などのアドバイスを行いました。

1回目の施術で改善しましたが、 育児での悪い習慣が抜けきれず、痛みの程度は減るものの再発を繰り返しました。5回目の来院の際には再発もなくなり症状は消失していました。




出産されたお母さんは、妊娠中や出産時の身体的な負担が大きいうえに、 休む間もなく育児に追われる毎日に突入していきます。
そんなとき、カラダにかかる負担はもちろんですが、家族が増えたり子供が夜鳴きをしたりといった環境の変化に戸惑う心のストレスなども生じてきます。

子供が優先になり、ついつい自分の事を後回しにされるお母さんですが、お母さんが元気(健康)でないと、お子様もそれを感じてしまいます。
ご家族のためにも、元気でいるため、我慢せず早めに施術を受けられることをお勧めします。
(No.22)

院長の写真

担当カイロプラクター

HANDS-ONカイロプラクティック 院長
宮本哲治

日本で数少ないWHO基準を満たす正規のカイロプラクター。
腰痛、肩こり、頭痛など何処に行っても良くならない痛みやしびれを自然治癒力を高めて改善に導いている。
また、プロスポーツ選手などの症状改善やパフォーマンス向上のための施術を行う。