臨床ケース

肩・肘・手の症状

首と肩の痛み

|30代|女性|教員|

以前より、パソコンを使うと両首から肩にかけて痛くなっていたが、ここ2、3週間前に特に強く感じるようになってきた。

グーッとする痛みでこっているという感じではない。ここ2、3週間仕事が忙しく、パソコンに向かうことが多かった。

また、趣味でギターを弾いているが、コンクールが近く練習量も増えていた。
ギターを弾くと、痛みが増し、首のストレッチを行うと少し楽になる。腕にしびれなどはない。

姿勢検査で、顔が少し前に出ており、ギターを弾く格好をとると、頭が左に傾いていました。首や肩周辺の筋肉は緊張しており、側屈(横に倒す)と反対の筋肉が張っていました。整形外科学的検査や神経学的検査で特別な問題はありませんでした。

この患者さんの場合、仕事などで疲れているのに加えてギターの練習で首や肩に負担のかかる格好をされていたために、筋肉の緊張や関節の動きが悪くなり、症状が生じたと考えられました。

筋肉の緊張を緩和して、首の関節の可動性をつける施術を行い、ギターや仕事中の姿勢をアドバイスして、4回目の施術で改善し、再発防止と健康向上を含めた施術に移行されました。
(No.16)

院長の写真

担当カイロプラクター

HANDS-ONカイロプラクティック 院長
宮本哲治

日本で数少ないWHO基準を満たす正規のカイロプラクター。
腰痛、肩こり、頭痛など何処に行っても良くならない痛みやしびれを自然治癒力を高めて改善に導いている。
また、プロスポーツ選手などの症状改善やパフォーマンス向上のための施術を行う。