臨床ケース

股関節・膝・足の症状

片足立ちができない、股関節の痛み

|30代|女性|事務|

3日前にスポーツジムにてヨガやウォーキング、腹筋をしたあとに、右股関節の前面が痛くなった。

ジムではスタッフに最初に(3ヶ月前)指導を受けてから行っていた。

座っていると問題はないのですが、立ち上がるときに右足に力が入りづらい。
体重がかかると関節が噛み合っていない感じがして痛みが生じる。

右股関節の鼠径部あたりに痛みが限局していました。
股関節自体の動きにそれほど、制限はありませんでしたが、内側に動かすと痛みが生じました。片足立ちをすることはできませんでした。

この患者さんの場合、腹筋を行う際に、腹筋ではなく腸腰筋(腰から股関節にかけて走る筋肉)を主に使っており、過度の緊張を起こしたと考えられました。

この筋肉の緩和を主に行い、、骨盤や腰部の問題もあったので、筋肉の緩和や関節の可動性をつける施術を行いました。
初回の施術後には片足立ちができるようになり、3回目の施術後には痛みもなくなり、予防を目的とした施術へと移行されました。

正しく行うと身体にとって良いことでも、誤ったやり方をしてしまうと、身体を傷めることにつながりかねませんので、やり方に十分気をつけながら、 自分のペースで行うことがとても大切です。

そのため、この患者さんにあった、腹筋のやり方をお伝えし、痛みも再発することなく行っていただいています。
(No.13)

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担当カイロプラクター

HANDS-ONカイロプラクティック 院長
宮本哲治

日本で数少ないWHO基準を満たす正規のカイロプラクター。
腰痛、肩こり、頭痛など何処に行っても良くならない痛みやしびれを自然治癒力を高めて改善に導いている。
また、プロスポーツ選手などの症状改善やパフォーマンス向上のための施術を行う。