臨床ケース

背中・腰に関する症状

右膝のケガからの腰痛

|30代|女性|OL|

この2日間くらい、腰がピキッとなってつっぱるような痛みがある。
昨日は、かなり歩きづらく、何もしなくても30分刻みくらいでピキッとなった。

1ヶ月前に、階段から落ちて右ひざに裂傷や擦り傷があり、縫合した。医師から「膝を曲げないように」と指示され、右膝を曲げないように注意したことに加え、縫ったところがつっぱって歩き方がおかしくなっていた。

1週間前から腰痛に気付き始めた。
これまで腰痛を感じたことは2年前の1度きりで、階段から落ちるまで何ともなかった。

痛みをかばうために、身体が斜めになっていました。
前屈は腰の痛みのため30度しかできず、横に倒すと少し腰痛がでました。
また、腰だけでなく、背中やおしり、足の筋肉も緊張していました。

この方の場合、右膝を縫合したことで歩きづらくなり、左足や腰に負担をかけながらの歩行を続けていたために、筋肉の緊張などが生じて症状が現れたと考えられました。

そのため、筋肉の緊張を緩和する施術や身体がしっかり機能するために神経の働きを整える施術を行いました。

1回目の施術後には、身体の傾きが無くなり、歩き方も本人が「両足をちゃんと着いている感じがする」と言われるほど左右差が軽減されましたが、前屈はまだ正常にはなっていませんでした。
その後、施術を重ね徐々に軽減していき、8回目には腰痛だけでなく右膝も全く違和感なく改善しました。
(No.86)

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担当カイロプラクター

HANDS-ONカイロプラクティック 院長
宮本哲治

日本で数少ないWHO基準を満たす正規のカイロプラクター。
腰痛、肩こり、頭痛など何処に行っても良くならない痛みやしびれを自然治癒力を高めて改善に導いている。
また、プロスポーツ選手などの症状改善やパフォーマンス向上のための施術を行う。