ウサイン・ボルトに学ぶ カラダで見る日本人選手との違い その2
2015年08月25日
日本人選手でも10秒を切る時代に突入していますね。
今回の世界陸上で、高瀬慧選手が予選敗退したように、まだまだ世界との差は大きい。前回のブログに書いたように、筋肉に着目してみると、
(画像:朝日新聞)
一目瞭然ですね。
高瀬選手も、筋力トレーニングに取り組まれている様子がTVで放送されていました。
おそらく進化の過程にあると思われますが、まだまだ筋力トレーニングによる筋肉増量が必要ということだと思います。
ちなみに、筋肉がつくと体重が増えますが、動きが遅くなると思っている方がとても多いのですが、実際には、筋肉による体重増は、動きが良くなります。
科学的にもならないと思いますが、ひとつの参考として、身長と体重で比べてみましょう。(数値は、ウィキペディアから。今現在の数値とは限りません。)
男子
ウサイン・セント・レオ・ボルト選手 195cm 94kg
ジャスティン・ガトリン選手 185cm 83kg
アサファ・パウエル選手 190cm 87kg
高瀬慧選手 179cm 62kg
桐生 祥秀選手 175cm 68kg
山縣 亮太選手 176cm 67kg
女子
シェリー=アン・フレーザー=プライス選手 152cm 57kg
福島 千里選手 165cm 50kg
この比較からしても、
外国人選手は、身長ー体重=100 に対して、
多くの日本人選手は、身長の割に体重(ここでは筋肉)が少ないのが分かりますよね。
トップレベルの選手の体脂肪率は一桁、5~8%と言われているそうですから、仮にすべての選手を8%として、簡単に除脂肪体重(体脂肪を除いた筋肉や骨、内臓などの総量)を計算してみると、
ウサイン・セント・レオ・ボルト選手 86.48kg
ジャスティン・ガトリン選手 76.36kg
アサファ・パウエル選手 80.04kg
高瀬慧選手 57.04kg
桐生 祥秀選手 62.56kg
山縣 亮太選手 61.64kg
シェリー=アン・フレーザー=プライス選手 52.44kg
福島 千里選手 46kg
あくまで推定ですが、筋肉だけに近い量を比較しても、外国人選手と日本人選手ではこんなに違う。
日本人選手の筋トレも、もっと筋肉量を増やすようなトレーニングが必要そうですね。
外国人選手を参考にするなら、身長ー体重=100くらいを目安に取り組むと、世界と対等に戦えるかもしれませんね。
そして、筋肉をつけたあとには、それを競技に結び付けるために、カイロプラクティックでの神経系の活性化もとても重要です。
今回は、筋肉だけの側面なので、一概に言えませんし、日本人には日本人ならでは技術などがあると思いますが、肉体の差を縮めることで、より世界でトップになるチャンスが増すと思います。
こんな話に興味のあるスポーツ選手の方、ぜひご連絡ください。
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