頭・首・顎の症状
頭痛を伴う肩こり
|30代|男性||
以前より、肩こりや頭痛があり、目の奥から頭の上にかけてズーンと重い痛みだったここ1週間くらいでひどくなっており、ムカムカする吐き気もするようになってきた。
1週間前には、いつもにはない立ち仕事を行い、気をいつも以上に使っていた。マッサージに数回行き、いつも楽になっていたが今回の症状は良くならなかった。
姿勢検査では、頭が前方に突き出ており、背中も丸まっていました。可動域の検査では、屈曲(前に倒す)で少し気持ち悪くなり、伸展(反らす)では首の真ん中に痛みを生じました。
触診検査において、首や肩の筋肉の緊張をはじめ、首の付け根(髪の毛の生え際)が特に緊張し圧痛を伴い、頭痛も増しました。
この患者さんの場合、頭が前方にあることによって、 首や肩の筋肉の緊張が増したこと、首の関節の可動性が低下したことなどによって、症状が生じたと考えられました。
3回目の施術時には、ほとんど頭痛もなくなり、肩こりも軽減されました。
特に前方に出やすい頭を戻しやすくするアドバイスを行い、症状改善の施術から予防を目的とした施術に移行中です。
(No.8)