頭・首・顎の症状
寝違い
|30代|男性|事務員|
4日前の朝から寝違えたような痛みが首に生じて、首が回しづらくなった。その前々日の夜から首が重くなっていたが、寝たら重みはなくなっていた。
以前にも何度か寝違いになったことがある。肩こりは6年前から常にある。6年前くらいから事務職が忙しくなりパソコンをよく使っていた。
最近では、10時間以上パソコンに向かうことが当たり前になっていた。目も疲れやすく、同じ姿勢がつらい。
この患者さんの座った姿勢は、背中が丸まっていて、頭が前方に出て、首はストレートネックになっていました。
首を前に倒すことはできましたが、 後ろや横に倒したり回すことは、反対側の筋肉がつっぱりやりづらい状態でした。首や肩の筋肉に強い緊張(特に右側)がみられました。
元々の姿勢の悪さや6年前から肩こりや首の痛みを「いつものことだから」と放っておいたために、首の関節の動きの低下や周りの筋肉の緊張が徐々にひどくなってきたと考えられました。
痛みが強いため、より慎重に神経の働きを正常にするために首などの動きの悪い関節を正常化することや、硬くなった筋肉の緊張を緩和するなどの施術を行いました。
初回の施術後には、首の痛みや可動性は改善されましたが、その後仕事が忙しくなると首の痛みが再発しました。
6回目の施術で症状は改善され、 その後は再発防止・健康増進を含めた予防ケアに移行され、以前のような首の痛みは再発しなくなりました。
(No.30)