肩・肘・手の症状
吐き気を伴う慢性的な肩こり
|30代|男性|OL|
10年以上前から肩こりがある。
学生時代もたまに肩こりはあったが、社会人になって毎日肩こりを感じるようになってきた。
パソコンを使ったり、夕方になってくると悪化する。
仕事が休みであったり、パソコンを使わない日は楽である。
仕事が続くと、首から肩がさらに張ってきて、気持ち悪くなり吐き気を伴うようになる。
目の疲れからきているのではないかと思う。
姿勢検査では右肩が下がっていたり、座ると背中が丸くなり猫背になりました。首や肩周辺の筋肉は緊張しており、首の可動検査では、前に倒したり、首を反らすと首から肩にかけて張った感じが増し、側屈(横に倒す)と反対の筋肉が張っていました。
この患者さんは、仕事で1日中パソコンに向かって座っており、その時の姿勢は丸くなって顔を突き出した感じで悪いため、首の関節や周りの筋肉に負担がかかりやすく、筋肉の緊張や関節の動きが悪くなり、症状が生じたと考えられました。
首や肩の筋肉の緊張を緩和して、首の関節の可動性をつける施術を行い、仕事中の姿勢や予防策をアドバイスして、6回目くらいまでに症状が徐々に軽減し、12回目の施術で改善されました。
(No.20)