高齢者の腰痛

(70代、男性、農業)
10日前に米袋を持ったとき、腰に痛みがきた。

ジーンとするような腰痛があり、座っているときや物をとるときに痛みが増し、右のスネがしびれることがある。
仰向けに寝たり、立っていると比較的楽になる。

今はコルセットをしている。
趣味で、月に2回くらいは登山をしている。

 

(担当カイロプラクター)
この患者さんの場合、農作業でかがむ体勢があったり、重いものを持つことがあるため、腰部や骨盤の関節の動きが悪くなり、腰やお尻の筋肉が緊張したことにより生じたと考えられました。

緊張している筋肉の緩和や腰部や骨盤に可動性をつける施術を行い、初回施術後には、右スネのしびれはなくなりました。
農作業時の物の持ち方や日常生活でのアドバイスを行い、 2回目の施術後には症状は改善されました。

 

来院される年配の方の多くは、病院や治療院の先生に「年だから仕方がない」とよく言われているようです。
もし、加齢のせいだとすれば、60歳になったら、みんな腰痛になるとか、70歳になったらみんな膝が痛くなるとか、その年代でみなさんが同じ症状が出ていないとおかしいと思いませんか?

加齢が原因だとすれば、 若返らないと治らないということでしょうか?自分は腰痛だけど、同級生の友達は元気にしているとか、若いころにも腰痛になったとか、身近でそういうことはありませんか? 症状によっては、好発年齢(その症状がよくみられる年代)がありますが、その年齢の全ての人が病気になるわけではありません。

ですので、「年齢のせいだ」「年だから治らない」「このまま一生つきあっていくしかない」 などと言われても、その先生の1つの考え方だと思ってください。症状や状態によっては、「改善できる」「治せる」と言ってくれる先生もいらっしゃいますよ。きっと。
(No.70)