臨床レポート
【股関節・膝・足の症状(関節の痛み、むくみなど)】
実際に来院された患者さんの症状や施術内容などを紹介しています。
ここに記載されている診断名は、専門医師によるものです。その他の見解はカイロプラクティック的評価に基づいて行なっております。

足のむくみ
(20代、女性、事務職)
5年前くらいから足のむくみが気になっていた。1ヶ月前くらいから特にひどくなってきた。足の疲れがとれにくくなったり、朝起きたときも疲れている状態になっている。エステで、足のむくみがひどいと言われた。
(担当カイロプラクター)
仕事中、座っていることが長く、悪い姿勢になっており、足をほとんど使っていない状態でした。そのため、足の筋肉が働けず硬くなっていました。また、姿勢が悪いために骨盤や背骨の動きも悪く、神経や血管のの働きを低下させていました。
腰や足の筋肉の緩和を行い、骨盤や背骨(特に腰)を正常な働きにさせ、足の血流の改善を行いました。また、仕事中や日常生活でのアドバイスを行いました。徐々にむくみが改善され、10回目には消失しました。
(No.28)
左足の感覚がない
(30代、女性、教員)
4,5ヶ月前から、左足後面(おしりからかかとまで)にしびれているというか、感覚がない感じがしている。以前にもあったが、すぐに消えていたのであまり気にならなかったが、今回はなかなか消えない。腰はだるい感じで痛いというほどではない。
高校生の頃、マット運動をしていて転倒し、立つことができなかった事があり、その時は、整形外科で「腰の椎間板ヘルニア」と診断されて、低周波や温熱、牽引、コルセットなど使用し、改善した。
(担当カイロプラクター)
姿勢検査では、腰部が後弯(猫背)していました。触診検査において、腰部の筋肉の過緊張と圧痛、左臀部(おしり)の圧痛が見られ、左足後面は触られた感じがほとんどしないということでした。腰部の可動検査では、前屈で左足後面がつっぱり、伸展(体をうしろに反らす)で右腰に痛みが生じ、左側屈(体を横に倒す)では左足が圧迫されているような感じが生じました。神経学的検査では、左足が右足に比べて違和感が生じましたが、筋力は正常でした。
患者さんは、過去に「腰の椎間板ヘルニア」と診断されており、時々同じような症状があったことなどから、腰の椎間板による問題の可能性が高いと考えられました。再発を繰り返すのは、椎間板に負担のかかる姿勢や動きが改善されていなかったために、骨盤や腰の関節、筋肉にも負担がかかったためだと思われます。
そのため、座り方や姿勢などのアドバイスを主に行い、緊張している筋肉の緩和や腰部や骨盤の関節に可動性をつける施術を行いました。
県外からの来院で遠方のため、なかなか来院スケジュールを組むのが難しかったのですが、しっかりと気をつけていただけたために、3回目の来院時には、症状は消失していました。
(No.20)
片足立ちができない、股関節の痛み
(30代、女性、事務)
3日前にスポーツジムにてヨガやウォーキング、腹筋をしたあとに、右股関節の前面が痛くなった。ジムではスタッフに最初に(3ヶ月前)指導を受けてから行っていた。
座っていると問題はないのですが、立ち上がるときに右足に力が入りづらい。体重がかかると関節が噛み合っていない感じがして痛みが生じる。
(担当カイロプラクター)
右股関節の鼠径部あたりに痛みが限局していました。股関節自体の動きにそれほど、制限はありませんでしたが、内側に動かすと痛みが生じました。片足立ちをすることはできませんでした。検査できなかったもの以外の整形外科学的検査や神経学的検査に異常はみられませんでした。
この患者さんの場合、腹筋を行う際に、腹筋ではなく腸腰筋(腰から股関節にかけて走る筋肉)を主に使っており、過度の緊張を起こしたと考えられました。この筋肉の緩和を主に行い、、骨盤や腰部の問題もあったので、筋肉の緩和や関節の可動性をつける施術を行いました。初回の施術後には片足立ちができるようになり、3回目の施術後には痛みもなくなり、予防を目的とした施術へと移行されました。
正しく行うと身体にとって良いことでも、誤ったやり方をしてしまうと、身体を傷めることにつながりかねませんので、やり方に十分気をつけながら、自分のペースで行うことがとても大切です。そのため、この患者さんにあった、腹筋のやり方をお伝えし、痛みも再発することなく行っていただいています。
(No.15)
手足の冷え性
(30代、女性,、看護師)
いつからか分からないが、手・足が冷えやすく、特に足がひどく冷えるようになってきた。ここ2、3年で悪化している感じがしている。
夏も冷えるが、冬はさらにつらくなる。お風呂に入ると、入浴後1時間くらいは楽だが、また冷えてしまうので、つらくなる。
(担当カイロプラクター)
姿勢検査では、骨盤の左右差(左が高い)があり、円背(猫背)になっていました。腰の筋肉やお尻の筋肉の緊張と痛みがあり、特にふくらはぎの筋肉の緊張と痛みが強くなっていました。また、骨盤の歪みや腰の関節に動きの低下がみられました。
この患者さんの場合、膝から下の筋肉の緊張が強いために、血管が圧迫され、毛細血管(細い血管)までの血流が低下することによって、足先などが冷えるようになったと考えられました。
血流を改善させるため、ふくらはぎなどの筋肉の緩和と骨盤や腰の関節の動きを改善し、神経の働きを正常に戻すように、施術を行いました。
施術を重ねるごとに、冷えを感じることが少なくなり、7回目にはほとんど冷えを感じられなったようで、エクササイズなどを伝え、再発防止を心がけていただいています。
(No.9)
股関節が開きづらい
(50代、女性、主婦)
スポーツジムにてピラティスのクラスを受講している際に、右の股関節が開きづらいことに気がついた。あぐらをかくのもつらいが、痛みがすごくあるというわけではなく、気になる程度である。
以前に左膝に関節鼠が現れ、痛いことがあった。
(担当カイロプラクター)
股関節は左側は正常に可動していましたが、右側の外旋(あぐらのように股関節を開く状態)約20°と制限されていました。
股関節の問題に加えて、骨盤や腰部の問題もあったので、筋肉の緩和や関節の可動性をつける施術を行い、神経が正常に働くように左右のバランスを整えました。回数を重ねるごとに可動域も広がり、7回目の施術では左右の開きが均等になりました。
患者さんは畳の上での生活が多く、椅子などを使わずに女の子座り(正座の状態から足を横にする)やあぐらをかくことが多いため、施術に加えて生活の中での改善点をお伝えしました。
現在も健康な身体を維持するために、スポーツジムに通いながら、予防のために通院されています。
(No.3)
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